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のように基準圧力角α= 20°、歯数z =10の標準平歯車においては、切下げが発生します。この切下げを防ぐ方法として、歯車の転位があります。歯車の転位には正(プラス)転位と負(マイナス)転位がありますが、の歯車における切下げを防ぐために正転位した例を図3.6に示します。図3.6の正転位とは反対に負転位した例を図3.7に示しましたが、負転位することにより切下げはさらに大きくなっています。図3.6と図3.7の転位歯車における工具のずらし量xm のことを転位量といい、x は転位係数です。
転位平歯車において切下げを生じない条件は
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-
これより、切下げ限界歯数z は

同様に、切下げ限界転位係数x は
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このように切下げを防ぐ為のほかに、中心距離を調節する為にも歯車の転位はよく使います。
歯車を正転位したときに注意しなければならない問題に歯先の幅の問題があります。小歯数の歯車において正転位が大きすぎると、歯先が尖るという現象がおこります。
平歯車において歯先幅を計算する方法を表3.2に示します。 |
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表3.2 平歯車の歯先幅の計算
| 番号 |
計算項目 |
記号 |
計 算 式 |
計 算 例 |
| 1 |
歯先円圧力角 |
αa |
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m =2、α=20°、z =16
x =+0.3、d =32
d b =30.07016
d a =37.2
αa =36.06616°
invα a =0.098835
invα=0.014904
ψa =1.59815°
(0.027893ラジアン)
s a =1.03762 |
| 2 |
歯先円歯厚
の半角 |
ψa |
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| 3 |
歯先円弧歯厚 |
s a |
ψa ・d a |
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| 図3.6 |
正転位平歯車の創成
(α=20°、z =10、x =+0.5) |
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| 図3.7 |
負転位平歯車の創成
(α=20°、z =10、x =-0.5) |
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| 図3.8 歯先円弧歯厚 |
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こちらの技術資料は冊子カタログ3008(2001年)当時のデータであり、一部データが古い場合があります。最新情報はでご確認下さいますよう、お願いいたします。
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