歯車の歯形及び寸法

3 歯車の歯形

3.1 歯車の歯形及び寸法

インボリュート歯車歯形の基準となるラック歯形を図3.1に示します。
表3.1には歯形に関して良く使われる用語、記号、計算式及び定義を示します。
この歯車の歯形のように歯たけがモジュールの2.25倍ある歯形を並歯と言います。
この並歯が最も一般的ですが、場合によってはこれよりも歯たけが低い低歯、歯たけが高い高歯も使われています。
圧力角は20度が一般的ですが、14.5度、17.5度などの特殊な圧力角を用いることもあります。
図3.1 基準ラック歯形
表3.1 歯形に関する用語
用語
記号

定義
モジュール
m
歯の大きさをミリメートル単位で表したもの基準ピッチを円周率πで除した値
ピッチ
p
πm
基準線上での隣の歯までの距離モジュールmを円周率(π)倍した値
圧力角
α
(20度)
歯が基準線の法線に対して傾むいている角度
歯末のたけ
ha
1.00m
基準線から歯先までの距離
歯元のたけ
hf
1.25m
基準線から歯底までの距離
歯たけ
h
2.25m
歯先から歯底までの距離
かみ合い歯たけ
hw
2.00m
相手歯車とかみ合う歯のたけ
頂げき
c
0.25m
歯底から相手歯車の歯先までの距離(すき間)
歯底すみ肉部曲率半径
ρf
0.38m
歯面と歯底との間の曲率の半径
JIS規格で決められた一般機械及び重機械用の平歯車及びはすば歯車に用いるモジュールの標準値を表3.2に示します。できるだけI列のモジュールを用いること、及びモジュール6.5は出来るかぎり使用しないことが推奨されています。
表3.2 モジュールの標準値
I
II
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.6

0.8
1
1.25
1.5
2
2.5
3
4
5
6

8
10
12
16
20
25
32
40
50

0.15
0.25
0.35
0.45
0.55
0.7
0.75
0.9
1.125
1.375
1.75
2.25
2.75

3.5
4.5
5.5
(6.5)
7
9
11
14
18
22
28
36
45
※JIS B 1701-2:1999 円筒歯車 -インボリュート歯車歯型第2部:モジュールから抜粋
図3.2には、モジュール1/2/4/8のラック歯形の原寸図を示します。
図3.2 ラック歯形のモジュール原寸図
こちらの技術資料は冊子カタログ3013(2015年)当時のデータであり、一部データが古い場合があります。
最新情報は最新カタログでご確認下さいますよう、お願いいたします。

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