歯車の折損

14 歯車の損傷と対策

14.2 歯車の折損

歯車の歯の折損には、予想を超えた大きな負荷が歯に作用して破損する過負荷折損とか、負荷が繰り返し加わったことによる疲労折損などがあります。歯幅端部に歯当たりが集中する片当たり(悪い歯当たり)による歯の折損は平歯車やかさ歯車に発生することもあります。

歯の折損原因と対策例を以下に示します。
(1)衝撃負荷により歯が折れた場合
  • 対策1.曲げ強さ(歯車強度)アップ
    材料変更又はモジュールを大きくするのが最も有効
    具体的な対策は、歯面強さ(歯車強度)アップと同じ

  • 対策2.衝撃負荷低減又は除去
    例えば、回転速度を落とすなどの対策が有効
(2)繰り返し負荷により疲労折損した場合
  • 対策1.歯車強度アップ
    具体的な対策は、歯面強さ(歯車強度)アップと同じ

  • 対策2.負荷低減及び回転数低減
(3)歯の摩耗が進行して、歯が薄くなって折損した場合
根本的な原因である歯が摩耗しない対策が必要
こちらの技術資料は冊子カタログ3013(2015年)当時のデータであり、一部データが古い場合があります。
最新情報は最新カタログでご確認下さいますよう、お願いいたします。

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